スタートアップにこそ賃貸オフィスがおすすめ!その理由と選び方をご紹介

新しく会社を立ち上げるとなると、こだわりの詰まったオフィスを一から構築したいところですが、スタートアップにこそ賃貸オフィスがおすすめです。
賃貸オフィスは「費用が抑えられる」「事業規模に合わせて移転しやすい」などとよく言われますが、その他にも人気を集めている理由があります。
本記事では、おすすめポイントに加えて賃貸オフィスの選び方や種類などについて詳しく解説します。
目次
スタートアップには賃貸のオフィスがおすすめな理由
スタートアップにこそ賃貸オフィスがおすすめとお伝えしました。
まずは、その理由について見ていきましょう。
理由①法人登記が可能のため
スタートアップとして新しい事業を始める際は、拠点となる事務所を構えて法務局に法人登記しなければなりません。
しかし、ほとんどのマンションやアパートの場合は、管理規約で「居住用として利用すること」と定められているため、オーナーが法人登録を禁止している物件も多く、いざ自宅住所で登録しようとしてできなかったというトラブルが多く発生しています。
一方、賃貸オフィスの場合は、法人登記することを前提として入居者を募集しており、事業計画に沿ってスムーズに事業を展開できるのが魅力です。
マンションやアパートの管理規約違反とみなされた場合、退去に追い込まれる可能性もあるので、スタートアップでは多少費用がかかったとしても賃貸オフィスを探すのが得策といえるでしょう。
理由②セキュリティ面が強化するため
スタートアップに限らず、社内の機密事項や個人情報の管理は徹底しなければならないポイントの1つです。
しかし、家族と一緒に暮らす自宅をオフィスにした場合、例えば電話の内容が家族から漏洩してしまう可能性はゼロではありません。
また、自宅の住所や代表取締役の氏名がインターネットで全世界に公開されるとなると、自宅が特定されたり悪用されたりするリスクが高まります。
自分だけでなく、家族や従業員のプライバシーを守るためにも、セキュリティ面に配慮した賃貸オフィスを構え、安心・安全な運営を行うことが大切です。
理由③スタッフの連携がとりやすいため
スタートアップが軌道に乗るまでは、いかに最小限のスタッフでうまく連携をとりながら事業を進めていけるかということが最も重要になります。
そのためには、外部からの干渉を受けにくい賃貸オフィスは最適といえるでしょう。
また、信頼関係を高めるために、スタッフ同士の距離を物理的に縮めてしまうのも効果的です。
大掛かりな設備等が必要でない場合は、コンパクトな賃貸オフィスを選ぶことで、スタッフ同士の連携が取りやすくなり一体感も生まれます。
企業として形になったところで、事業拡大やスタッフ増員に合わせてオフィスも再検討するといいでしょう。
ただし、賃貸オフィスの中にはあらかじめ契約期間が定められているケースもあり、その場合は原則として契約中に退去することはできません。
賃貸オフィスを契約する際は、事業計画に基づいて利用期間を検討するとともに、できるだけ柔軟に対応してくれる会社を見つけておくと安心です。
理由④オフィス内のレイアウトをカスタムできるため
入居時に、好きなレイアウトを組むことができるのも賃貸オフィスのメリットです。
自宅をオフィスにする場合、大幅にレイアウトを変更することは難しいですが、賃貸オフィスであれば何もないところから家具などの配置を考え、好みの雰囲気を作り出すことができます。
また、スタートアップらしいスタイリッシュなオフィスを構築すれば、企業のブランディング向上にもつながるでしょう。
賃貸オフィスは賃貸借契約における制限はあるものの、ある程度は内部の改装が可能です。
動線を考えた効率のいい作業スペースに、スタッフがリラックスできるミーティングスペースなど、メリハリを出してスタッフのモチベーションを保てるようにレイアウトをカスタムするのがおすすめです。
スタートアップで賃貸のオフィスを探す際のポイント
賃貸オフィスの魅力についてお伝えしました。
こちらでは、実際に賃貸オフィスを探す際にチェックしたいポイントについてご紹介します。
ポイント①立地を考慮して選ぶ
スタートアップとして賃貸オフィスを探す際に重要視したいのが、オフィスの立地です。
郊外や交通機関が利用しにくい場所にあるほど賃料は抑えられますが、あまりにも自宅から遠かったり、最寄り駅から距離があると通勤すること自体を億劫に感じてしまいがちです。
スタッフのモチベーションを保つためにも、全員がアクセスしやすいエリアで駅近の物件を選ぶのがいいでしょう。
オフィスとして稼働した後のことを考慮して銀行や郵便局、コンビニなどへの距離を確認しておくことも大切です。
物件選びの際は必ず足を運び、周辺環境を自分の目で確かめた上で契約しましょう。
ポイント②予算内の賃料を検討する
オフィスを構えるエリアに目星を付けたら、次に賃料を比較します。
賃貸オフィスは広さや間取りが同様であっても、選ぶ場所によって賃料が大きく異なります。
賃料は、ランニングコストとして継続的に発生し、事業の資金繰りにも影響を及ぼす支出となるため、よく考えた上で契約しなければなりません。
とはいえ先にご紹介した通り、コストカットばかりに気持ちが向いてしまい立地が悪いオフィスを選んでしまうと、事業自体がうまくいかなくなる可能性も出てきます。
始めたばかりで間近の入金が期待できないスタートアップだからこそ、初期費用として必要な予算や事業計画に基づいた収支内容をしっかりと予測し、キャッシュフローに影響を与えない程度の予算をあらかじめ設定しておくと物件が選びやすくなります。
ポイント③事業規模に応じてオフィスの面積を選ぶ
スタートアップは通常、事業軌道に乗るまでは少人数で回すことになるため、コストや作業効率の面から考えてもコンパクトなオフィスを構えるのがおすすめです。
ただし、すでにある程度基礎ができていて短期間で事業拡大したり、スタッフを増員する予定がある場合は、それらを考慮した上で広い物件を探しておくといいでしょう。
先にもお伝えした通り、契約期間中は退去できないと言われてしまうケースもあるため、賃貸オフィスを選ぶ際は事前に契約内容をしっかりと確認しておくことが大切です。
ポイント④使いやすいレイアウトが可能かを見極める
賃貸オフィスを選ぶ際は、立地やコスト面に加えて、使い勝手のよさも欠かせないポイントです。
「小さいオフィスだから大丈夫」などと入居後のレイアウトを考えずに契約すると、いざ稼働してから後悔するケースも少なくありません。
内覧の際は、家具や備品の配置とコンセントの位置などを考えながら実際に室内を歩き、動線が確保できるかを必ず確認しましょう。
関連記事:賃貸オフィスのレイアウトの種類を徹底解説
ポイント⑤日当たりや見た目の状態のよさで選ぶ
最優先すべき事項とは言えませんが、日当たりや見た目がいいオフィスはスタッフのモチベーションを高めてくれる効果が期待できます。
どんな人も暗くジメジメしたオフィスよりも、パッと明るいオフィスの方が仕事に対して前向きになれるでしょう。
同条件であったり、設備やレイアウトを変更できない居抜きオフィスの場合は、日当たりや見た目のよさで選ぶのも1つです。
スタートアップにおすすめのオフィスの形態
ひとことで「賃貸オフィス」と言っても、実際に選ぶ際はいくつかパターンがあります。
以下に、それぞれの違いについて簡単に解説します。
レンタルオフィス
オフィスとして必要なデスクやインターネット環境、通信機器などの設備が整っているスペースを一時的に借りる方法です。
会議室や応接室は他の契約者と共有になりますが、利用人数に合わせたプライベート空間が確保でき、法人登記や個人事業主としての住所利用も可能となります。
関連記事:賃貸オフィスとレンタルオフィスの違い!メリットやデメリットを理解しよう
賃貸オフィス
一般的な住居用物件と同様に、不動産会社が扱う物件を借りるシステムです。
家具や設備を導入してオフィスを構築する費用が必要ですが、取引先・顧客からの信頼度や企業ブランディングの向上に大きく貢献します。
スタートアップで自社オフィスを構えたいという方に最も人気のスタイルです。
コワーキングスペース
オープンタイプの広いワークスペースを複数の契約者で共有する形態です。
フリードリンクやインターネットサービスなどが提供され、最も手軽に利用することができますが、専用スペースがないところも少なくありません。
スタートアップのオフィスにする場合は、個室を設置しているところを選びましょう。
バーチャルオフィス
他のオフィスのように作業スペースがなく、オフィスとして住所だけをレンタルする方法です。
一等地の住所や電話番号が利用できるのがメリットとされていますが、運営会社によって提供サービスの内容や法人登記の可否が異なります。
普段は自宅などで作業し、住所のみを借りたいというスタートアップにおすすめです。
スタートアップにはメリットの多い賃貸オフィスがおすすめ
今回は、賃貸オフィスのメリットや選び方についてご紹介しました。
起業後、勢いを持って事業を進めていきたいスタートアップにとって、セキュリティが高く法人登記もできる賃貸オフィスは非常に効率がいいシステムです。
オフィスにはさまざまな形態がありますが、取引先や顧客の信頼性が高まること、事業規模に合わせて移転できることなどを加味すると、スタートアップにこそ賃貸オフィスが最適といえるでしょう。