03-6262-5940お気軽にご相談ください
公開日 2023.09.07 更新日 2024.01.15

貸店舗選びが成功のカギ!失敗しない事前準備とポイントを徹底解説

貸店舗を探している方の中には、すでに出店するエリアに目星を付けている方もいるでしょう。
しかし「立地がいいから」「人通りが多いから」と単純な理由で決めてしまうのは非常に危険。
貸店舗を探す際は、さまざまな条件を加味した上で選ばなければ、すぐに商売が立ち行かなくなる可能性が大いにあるのです。
本記事では、貸店舗を探すための事前準備や、選ぶ際のポイントについて詳しく解説します。

貸店舗とは

商品やサービスを提供する「お店」として営業する目的で貸す物件や部屋のことを「貸店舗」と言います。
ビルやマンション、ショッピングセンターなどの一部を借りるのが一般的で、場合によっては「テナント」と呼ばれることもあります。
場合によっては飲食業の契約を不可としているケースがあるため、カフェやレストランなど飲食店として営業したい場合は事前に確認しておきましょう。

 

関連記事:テナントを借りるには?注意点と手順について解説

貸事務所との違い

貸店舗と似た言葉に「貸事務所」がありますが、貸事務所は名称通り会社などの事務所として貸し出す物件のことで、その場所を店舗にして何らかの商売をすることはできません。
ECサイトのオフィスなどとして活用は可能ですが、顧客が直接足を運び商品を購入するといった営業形態は禁止されているため注意が必要です。

 

関連記事:レンタルオフィスと貸事務所って同じ意味?その違いとメリットをご紹介

貸店舗を探す前にやっておきたいこと

お店をオープンさせるための貸店舗を探す際は、まず自分の中で希望条件を明確にしておくことが大切です。
主な条件としては賃料、エリア、広さ、環境、駐車場の有無などですが、細かく指定するほど条件に合う店舗を見つけるのが難しくなるため、よく検討して絶対に外せない条件を3つ程度に絞っておきましょう

貸店舗を探す際のポイント

希望に合った貸店舗を探すには、思いのほか時間や労力がかかるものです。
スムーズに物件探しを進めるためには、自分なりに以下のポイントについて事前にまとめておくのがおすすめです。

ポイント①立地や交通の利便性

最近は郊外のカフェやベーカリーが注目を集めるケースも増えていますが、基本的には立地や交通の便がいい場所の方が高い集客率を見込めます。
ただし駅から近い、人通りが多い、人気のビルなど好条件になればなるほど賃料は高くなり、競合店も増えるため、総合的に検討する必要があります。
事前に、ターゲットとする客層や客単価などをよくリサーチした上で貸店舗を探しましょう。

ポイント②店舗の状態

貸店舗を探す際の選択肢として、内装や設備などが何もない状態で借りる「スケルトン物件」と、前テナントが使用していた店をそのままの状態で引き継ぐ「居抜き物件」があります。
双方にメリットとデメリットがありますが、いずれにしてもお店の築年数や動線、水道やガスなどの容量などは事前に確認しておくべきです。
居抜き物件の場合は、追加で修理費用などが発生しないように、残されている設備などが十分に使えるかどうか入念に確認しておきましょう。

ポイント③前に入っていたテナントの事情

貸店舗を探す際は、前テナントの運営状況をできる限り把握しておきたいものです。
行列ができるほど繁盛し移転したのか、あるいは赤字続きでやむを得ず閉めることになったのかでは事情が大きく異なります。
とくに居抜き物件の場合、オープン後しばらく前テナントのイメージを引きずるケースもあるため、契約をする前に周辺店舗や近隣住民の反応、さらにはSNSなどの口コミまで詳しく確認しておくのが理想です。

ポイント④同じ物件を利用している入居者の有無

物件の貸店舗以外の部分が、どのような用途で使用されているかもポイントです。
店舗の階上や階下が住居や会社となっている場合、とくに騒音や臭いへの対策が必要になりますし、すでに同様の商品やサービスを扱うお店が入っているかもしれません。
一方で、住民や会社の従業員がお店のターゲット層と一致していれば、安定した売上が見込める可能性もあります。

ポイント⑤時間帯による近隣の環境の違い

一般的に店舗の内覧をするのは昼間ですが、夜間営業を考えている場合は夜の近隣環境も知っておく必要があります。
昼間は人通りが多くても、夜になると物寂しい雰囲気が漂うといったケースもあるため、お店の営業時間に合わせて足を運ぶのが原則です。
数日かけて、平日と休日の人出の違いも確認しておくと安心です。

貸店舗はしっかり事前準備をした上で選ぶことが大切

いかがでしたでしょうか。
この記事を読んでいただくことで、貸店舗を選ぶポイントについてご理解いただけたと思います。
お店を開くには、貸事務所ではなく貸店舗を契約するのが大前提ですが、それだけでなく立地や周辺環境、前テナントの退去理由などまで詳しく確認しておくことが商売を成功させるカギとなります。
ポイントを押さえて、希望に合った貸店舗を見つけましょう。

日本橋でオフィス物件・貸事務所を探すならなら日本橋オフィスマンへご相談ください。仲介実績が豊富にあるため、ご興味がある方はぜひ一度お問い合わせください。
事業紹介につきましては、こちらからご覧になれます。